裾上げの長さを自分で決める方法|セルフ採寸5ステップと股下の測り方

パンツの裾上げ(丈詰め)は、履く予定の靴を履いて裾を好みの長さに折り、クリップで留めた状態でお持ち込みいただくと、店頭で長さを決める時間が省けて受付がスムーズです。シングル仕上げとステッチ仕上げ(たたき)は、原則として中3日で仕上がります(月曜の13時までにお預かりした場合は、金曜日の17時以降にお渡し)。

この記事では、ご自宅でできる裾上げ(ズボンの丈直し)のセルフ採寸を、動画と写真の5ステップで紹介します。クリップで留められないときに使える「股下」の測り方や、裾上げにかかる日数もまとめました。

裾上げの料金や、シングル・ダブル・ステッチ仕上げの違いを先に知りたい方は、パンツの裾上げ・丈詰め料金|デニム1,320円~・スラックスのシングル1,760円~(税込)をご覧ください。

裾上げの長さを自分で決める セルフ採寸5ステップ

裾上げは「丈を決めて持ち込み」がおすすめな理由

裾上げは、お店で試着して長さを決めることもできますが、ご自宅で長さを決めてからお持ち込みいただくと、次のような良いことがあります。

  • 受付がスムーズ:店頭での試着やピン打ちの時間が省けるので、お預かりまでの時間が短くなります。週末のショッピングセンターなど、混み合う時間帯にもおすすめです。
  • いつもの靴で決められる:靴をお店に持って行かなくても、ご自宅の鏡の前で、そのパンツに合わせる靴を履いて長さを決められます。
  • ご家族のパンツもまとめて:お子さまの制服やご家族のパンツも、裾を留めた状態でお持ちいただければまとめてお預かりできます。

裾上げの長さを自分で決める方法(セルフ採寸5ステップ)

ご自宅でできる裾上げのセルフ採寸は、次の5ステップです。まずは約30秒の動画で流れをご覧ください。

裾上げ前のセルフ採寸 かんたん5ステップ(YouTubeで見る)

用意するもの:履く予定の靴、ベルト、ダブルクリップ2~4個(大きめのゼムクリップでもかまいません)、全身が映る鏡、メジャー(股下を測る場合)

裾上げのセルフ採寸で用意するもの 靴・ベルト・ダブルクリップ・メジャー
履く予定の靴、ベルト、ダブルクリップ。股下を測る場合はメジャーも用意します。

STEP1 履く予定の靴を履く


セルフ採寸STEP1 パンツに合わせる靴を履く

裾がどこまでかかるかは、靴の高さで変わります。スーツのスラックスならビジネスシューズ、ジーンズならスニーカーなど、そのパンツに合わせる靴を履いてから長さを決めましょう。ヒールのある靴に合わせるパンツも同じです。

STEP2 ウエストをしっかり合わせる(いちばん大事)


セルフ採寸STEP2 ウエストを普段履く位置に合わせてベルトで固定する

ウエストを普段履く位置に合わせ、ベルトなどで固定してずれないようにします。ウエストの位置が下がると、その分だけ裾も下がるため、ここがずれると仕上がりの長さもずれてしまいます。

STEP3 裾を外側に折り曲げる


セルフ採寸STEP3 裾を外側に折り返して長さを合わせる

裾を外側(表側)に折り返して、ちょうどいい長さに合わせます。折るのは片方の足だけで大丈夫です。ジーンズは右足、チノパン・スラックスは左足を折ってください。

STEP4 ダブルクリップで留める


セルフ採寸STEP4 折った裾をダブルクリップで留める

折った裾の内側と外側を、ダブルクリップで2か所以上留めます。ダブルクリップがなければ、大きめのゼムクリップでもかまいません。裾幅の広いワイドパンツは4か所が目安です。クリップを留めるときは、しゃがまずに立ったまま前屈してください。しゃがむと生地が引っぱられて、折った位置がずれやすくなります。

STEP5 まっすぐ立って最終チェック


セルフ採寸STEP5 鏡の前でまっすぐ立って裾の長さを確認する

鏡の前でまっすぐ立ち、次の2点を確認します。横からも見ておくと安心です。

  • ウエストの位置がずれていないか
  • 裾が靴にどのくらいかかっているか

クリップで留めた状態のままお持ちください


裾をダブルクリップで留めた状態のパンツ

長さが決まったら、クリップを外さずにそのままパンツを脱ぎ、取れないように気を付けてお持ちください。

迷ったときの裾の長さの目安

裾の長さは、靴の甲にどれだけ裾がかかるか(クッション)で印象が変わります。

  • ノークッション:裾が靴の甲に触れない長さ。細身のパンツやくるぶし丈のパンツに向いています。
  • ハーフクッション:裾が靴の甲に軽く触れる長さ。スーツのスラックスの定番で、ビジネスにもカジュアルにも合わせやすい長さです。
  • ワンクッション:裾が靴の甲にしっかり乗り、たるみが1つできる長さ。落ち着いたクラシックな印象です。
  • ワイドパンツ・レディースのパンツ:履く靴を履いた状態で、裾が床につかない長さにするのが目安です。ヒールとフラットシューズの両方で履く場合は、よく履くほうの靴に合わせましょう。

仕上げ方法(シングル・ダブル・ステッチ仕上げ)の違いは、パンツの裾上げ・丈詰め料金の記事で詳しく紹介しています。

クリップで留められないときは「股下」を測って伝える

クリップがない、生地が厚くて留めにくいといった場合は、仕上げたい長さの「股下」を測ってメモでお伝えいただく方法もあります。

股下とは?どこからどこまで測る?

パンツの股下とは、股の縫い目の交点から、内側の縫い目に沿って裾までを測った長さです。ウエストから測る「総丈」とは違うのでご注意ください。

パンツの股下の測り方(3ステップ)

  1. 好みの長さで裾を折って留めたパンツを、平らな場所に置きます。前側を合わせて、後ろポケットが表に出るように置きます。STEP1~5と同じ方法で長さを決めてから測ると、仕上がりの長さを正確にお伝えできます。
  2. 股の縫い目の交点に、メジャーの端を合わせます。
  3. 内側の縫い目に沿ってまっすぐ測り、折った裾の端の数値をメモします。この数値が仕上がりの股下です。測り方はメンズ・レディース共通です。
パンツの股下の測り方 股の縫い目の交点にメジャーを合わせるパンツの股下の測り方 内側の縫い目に沿ってまっすぐ測るパンツの股下の測り方 折った裾の端の数値が仕上がりの股下

デニム・ジーンズとそのほかのパンツでは、測り方が少し違います。くわしくはパンツの裾上げ・丈詰め料金の記事をご覧ください。

体の股下とパンツの股下は違います

体の股下の数値は、そのままパンツの裾上げの長さにはなりません。パンツのウエストの位置や形、合わせる靴によって、ちょうどいい長さが変わるためです。裾上げの長さを決めるときは、実際に履いて裾を折る、STEP1~5の方法がおすすめです。

裾上げの仕上がり日数|シングル・ステッチ仕上げは中3日でお渡し

おしゃれ工房の裾上げは、シングル仕上げとステッチ仕上げ(たたき)なら、原則として中3日で仕上がります。中3日とは、お預かりした日とお渡しする日のあいだに3日あけることです。たとえば月曜日の13時までにお預かりした場合は、火・水・木曜日の3日で仕上げて、金曜日の17時以降にお渡しします。仕上がり日は、お預かりのときにお伝えします。

お預かり(13時まで) 仕上げる3日間 お渡し(17時以降)
月曜日 火・水・木 金曜日
水曜日 木・金・土 日曜日
金曜日 土・日・月 火曜日
※店舗が毎日営業している場合の例です。店舗の休業日は日数に数えません。※13時を過ぎてお預かりした場合は、原則として翌営業日のお預かりとして数えます。

一着ずつ職人が仕上げるため、ほかのお客さまのお品物と順番にお預かりしています。少々お時間をいただきますが、ご了承ください。

13時を過ぎてしまった、着る日が近いなど、お急ぎの場合はクイック仕上げもご相談ください。

仕上げ方法ごとの目安は次のとおりです。

仕上げ方法 主なパンツ 仕上がり日数の目安
シングル仕上げ スラックス・スーツパンツ・レディースパンツ(裏地なし) 原則 中3日
ステッチ仕上げ(たたき)
裾を三つ折りにして表から縫う仕上げ
デニム・ジーンズ、チノパン 原則 中3日
※中3日は、お預かりした店舗の営業日で数えます。13時を過ぎてお預かりした場合は、原則として翌営業日のお預かりとして数えます。※ダブル仕上げ、裏地付きのパンツなど、そのほかの仕上げ方法の日数は店頭でご確認ください。※店舗の混雑状況や、お品物の素材・仕様、ほかのお直しとの組み合わせによって、日数が変わる場合があります。※全店舗で対応しています。

次のような場合は、中3日より日数がかかることがあります。着る日が決まっているときは、受付の際にお知らせください。

  • 特殊な素材のパンツ
  • 裏地付きのパンツ
  • 幅出しなど、大きな調整が必要なお直し
  • 一緒にお持ち込みいただいたほかのお品物(パンツと同じ仕上がり日にできない場合があります)

まずは一度ご相談ください。ほかのお店で「仕上がりまでの日数が長く、着る日に間に合わない」と言われた場合も、お近くのおしゃれ工房へお気軽にご相談ください。

当日仕上げ(クイック仕上げ)はできる?

お急ぎの場合は、クイック仕上げのリクエストで当日仕上げ(即日の裾上げ)のご相談に乗れます(追加料金がかかります)。ご来店時間や繁忙期など店舗の混み具合によってはお受けできない場合もありますが、まずは一度、お近くの店舗へご相談ください。

裾上げの料金(税込)

パンツの種類 仕上げ方法 料金(税込)
デニム・ジーンズ ステッチ仕上げ(たたき) 1,320円~
スラックス・スーツパンツ シングル仕上げ 1,760円~
レディースパンツ 裏地なし 1,760円~
※一部料金が異なる店舗がございます。※お品物の状態・仕様により金額が変わる場合がございます。

ダブル仕上げ(2,420円~)の料金や、ウエスト詰め・裾幅など裾上げと一緒にできるお直しの料金は、パンツの裾上げ・丈詰め料金の記事で紹介しています。裏地付きのパンツなどの料金は、スラックスの料金表、レディースパンツの料金表をご覧ください。

丈を決めて持ち込む場合の流れ

  1. 裾をクリップで留めたパンツ(または股下のメモ)を持って、お近くの店舗へお越しください。
  2. 受付時に、スタッフがクリップの位置と長さを必ず確認します。
  3. 仕上げ方法・料金・仕上がり日をご案内します。お見積りは無料です。シングル・ステッチ仕上げは原則として中3日(月曜の13時までのお預かりなら金曜日の17時以降のお渡し)です。
  4. 仕上がり日になりましたら、お預かりした店舗でお受け取りください。
受付でスタッフが裾のクリップの位置と長さを確認する様子

ご自分で決めた長さ(ご依頼の寸法)で仕上げます。お渡し後に長さの再お直しをご依頼いただく場合は、別途料金がかかりますので、STEP5の最終チェックをしっかり行ってください。ご自分で長さを決めるのが不安な方は、パンツと靴をお持ちいただければ、店頭でご試着のうえスタッフが長さを確認します。

セルフ採寸・裾上げの仕上がり日数のよくあるご質問

Q. 裾上げは何日で仕上がりますか?

A. シングル仕上げとステッチ仕上げ(たたき)は、原則として中3日で仕上がります。中3日とは、お預かりした日とお渡しする日のあいだに3日あけることで、月曜日の13時までにお預かりした場合は金曜日の17時以降にお渡しします。お急ぎの場合は、クイック仕上げもご相談ください。店舗の混雑状況やお品物の素材・仕様によって日数が変わる場合があるため、お預かりのときに仕上がり日をお伝えします。

Q. 長さを決めずに持って行っても裾上げしてもらえますか?

A. はい、お受けできます。パンツと合わせる靴をお持ちいただければ、店頭でご試着のうえスタッフが長さを確認します。ご自宅で長さを決めてお持ちいただくと、受付がよりスムーズです。

Q. 裾は両足とも折って留める必要がありますか?

A. 片方の足だけで大丈夫です。ジーンズは右足、チノパン・スラックスは左足の裾を折って留めてください。片足の長さがわかれば、その長さで両足を仕上げます。左右で長さを変えたい場合は、受付の際にお申し出ください。

Q. 股下はどこからどこまでですか?

A. パンツの股下は、股の縫い目の交点から、内側の縫い目に沿って裾までの長さです。ウエストから裾までを測る「総丈」とは違います。

Q. クリップがないときはどうすればいいですか?

A. 仕上げたい長さの股下を測って、メモでお伝えください。測り方がわからない場合は、店頭でスタッフが長さを確認します。まち針や安全ピン、仕付け糸で留めてお持ちいただいてもかまいません。ただし、安全ピンは大切な衣類に穴があくことがあるため、おしゃれ工房ではおすすめしていません。まち針・安全ピンは店舗でお預かりできないため、受付時に外してその場でお返しします。仕付け糸で留める場合は、抜けないように気を付けてお持ちください。

Q. 本人が行けなくても、家族のパンツの裾上げを頼めますか?

A. はい、ご家族の方のお持ち込みでもお預かりできます。裾をクリップで留めた状態か、股下のメモをお持ちください。ご依頼の長さで仕上げるため、お渡し後に長さの再お直しをご依頼いただく場合は、別途料金がかかります。

Q. 裾上げの当日仕上げはできますか?

A. クイック仕上げのリクエスト(追加料金がかかります)で、当日仕上げのご相談に乗れます。繁忙期など店舗の混み具合によってはお受けできない場合もありますが、まずは一度、お近くの店舗へお電話でご相談ください。

パンツの裾上げ・丈詰めなどの裾直しは、全国約230店舗のお近くのおしゃれ工房へお気軽にお持ち込みください。

SHOP LIST

お直しや料金についてのご質問は、お近くの店舗までお問合せください。
よくあるご質問については、こちらにて掲載しております。