■産学連携インターンシップレポート:文化服装学院・織田ファッション専門学校の学生と「アップサイクルドレスタオル」を作りました
■使えなくなるはずだったタオルに、もう一度出番を
おしゃれ工房は今回、株式会社ホットマン様(東京・青梅)のご協力のもと、文化服装学院と織田ファッション専門学校の学生をお迎えして、産学連携のインターンシッププログラムを実施しました。
5日間かけて学生の方々と若手社員が一緒に作り上げたのは、「ドレスタオル」という一枚。「ドレスタオル」と聞くと洋服のドレスを思い浮かべるかもしれませんが、実際はハンドタオルほどの小さな布を、おしぼりアートのようにドレスの形へ丁寧に仕立てた小さな雑貨です。洗面所やトイレに飾っていただくことを想定して作りました。
原料は、ホットマン様の製造工程でどうしても規格外になってしまうタオルです。本来であれば行き場のなかったタオルが、贈り物としてお渡しできる形に生まれ変わりました。
▲ベテラン社員も工業用ミシンの使い方を丁寧に指導します。
■なぜ「お直し屋さん」がタオルを作るのか
おしゃれ工房は、全国約230店舗で洋服・靴・鞄のお直しを行っている会社です。最近、お店に来てくださるお客さまの声が少しずつ変わってきました。「直してほしい」だけでなく、「もう着ないけれど、形を変えて使い続けたい」というリメイクやアップサイクルのご相談が、以前よりずっと増えているのです。
サステナブルという言葉が特別なものではなく、当たり前の選択肢になりつつある——そんな現場の空気を、ものづくりを学ぶ学生さんたちにも感じてもらいたい。そんな思いから、今回のインターンシップは始まりました。
■「作る」だけでなく「興味を持ってもらう」ために
企画のきっかけは、実は若手社員からの提案でした。
「不要になってしまうものに、もう一度息を吹き込む」というアップサイクルの面白さを、服飾を学ぶ学生さんに単に体験してもらうだけでなく、”自分ごと”として興味を持ってもらいたい。そんな発想から生まれたのが、「ドレスタオルの制作」というテーマです。
▲学生と若手社員が作業台に向かいます
■東京多摩地域のご縁から、地元のタオルメーカーに打診する
タオルの原料調達にあたっては、あえて遠くを探さず、地元に目を向けました。実は東京・多摩地域は、かつて絹の産地であり、織物産業が盛んな土地だったという歴史があります。
「地産地消」「地学地就」——地元で作られたものを地元で活かし、地元で学んだことを地元での仕事につなげる。この考えから、以前に工場見学をさせていただいた青梅で「1秒タオル」として知られる株式会社ホットマン様に協力をお願いしました。製造の過程でどうしても使えなくなってしまうタオルを、快く提供いただけたことで、今回のプロジェクトが実現しています。
■ 5日間・全30時間で学んだこと
学生の方達が取り組んだのは、以下のような工程です。
- お直し業界の「今」を知る導入講義
- 工業用ミシンの使い方
- パターンからの部品づくり
- タオルの裁断
- 縫製などの制作工程
- 検品
- 梱包
決して見学だけの5日間ではありません。若手社員と学生の皆さんが並んで作業台に向かい、ひとつひとつの工程を実際に手を動かしながら学んでいただきました。

集中して量産していきます。
■これから:全国のおしゃれ工房で出会えます
完成した「ドレスタオル」は、今後、全国のおしゃれ工房の店舗イベントなどで、ノベルティグッズとしてお客さまのもとへお届けする予定です。
お店で手にとっていただいたときに、この5日間で学生さんたちが向き合った時間のことを、少しでも感じていただけたら嬉しく思います。
おしゃれ工房は、これからもものづくりの現場を教育の場と結びつける取り組みを続けてまいります。
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学校法人 文化学園 文化服装学院
https://www.bunka-fc.ac.jp/
学校法人 織田学園 織田ファッション専門学校
https://fashion.oda.ac.jp/
ホットマン株式会社
https://hotman.co.jp/


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